仕事の内容
大学の施設や設備の設計から工事完了までをスムーズに進行することが私の主な仕事です。国立大学が発注する工事には税金が使われるため、工事にかかる費用の算出や現場の監理は、標準仕様書、積算基準書をはじめとした厳格なルールに則って実施する必要があります。決められた予算と工期の中で、施設利用者の方々からのご要望にお応えすることが求められる業務です。各部局との連携が必須となりますが、前職での営業経験が周囲の方々との円滑なコミュニケーションに役立っています。条件を一つひとつクリアして、無事に施設・設備が竣工した瞬間に、大きなやりがいを感じます。私がこの仕事と出会ったきっかけは、学生時代の卒業研究で、教育研究系の技術職員の方にお世話になったことです。卒業後は別の業種に就職したのですが、大学職員という仕事への興味が強くなり、思い切って転職を決意しました。現在は前職の経験も生かしながら、日々の業務に取り組んでいます。
&職員
施設企画部の業務を効率的かつ効果的に進めるためには、建築担当、電気担当、機械担当が円滑なコミュニケーションを図りながら、チーム一丸となって仕事に取り組む姿勢が大切です。時には意見がぶつかることもありますが、それぞれの専門知識や考え方を共有する中で担当分野以外の知見が深まり、自分自身の成長を実感できます。