INTERVIEW

予算管理の立場から、学校の適切な運営を担う

平成21年4月 採用

三嶋 洋平

津山工業高等専門学校総務課財務係

仕事の内容

主な担当業務は学校の予算編成です。まずは国から配分される運営費交付金や学生が支払う授業料・入学料などから年間の収入額を予測します。そして各部署へ必要経費に関するヒアリング・集計を行って支出額を把握し、学校が正常に機能するように適切な予算配分を行います。円安や物価高など、社会の情勢も踏まえながら検討する必要があり、難しいと感じることはありますが、学校運営に直結するやりがいのある仕事です。

学生

高専の特徴の一つは、学生と関わる機会が非常に多いことです。卒業後に在学生向けの講演などで関わる方や、本校の職員として一緒に働いている方もいます。部署によっては学生と直接関わる機会は少なくなりますが、学生一人ひとりとの出会いを大切にして、彼らにとって快適な学校づくりに励んでいきたいです。

Q&A

スキルアップのために心掛けていることは何ですか?
予算編成や決算などを通じて他部署と関わる機会が多いため、それぞれの仕事内容を把握するように心掛けています。前の部署で知的財産に関する業務を行っていた際、会計担当者への状況報告が求められていました。財務係へ異動後、自身が会計を担当する中で各部署の業務を把握することがサポートにつながると理解できるようになり、当時行っていた情報共有の大切さを実感しています。今後、他部署へ配属された場合でも、財務係で培った幅広い知識を生かしていきたいです。
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
仲間との積極的なコミュニケーションを大切にしています。一人でできる仕事は限られており、協力体制の整備や円滑な仕事のためには、全教職員が一致団結して業務に取り組むことが重要であるからです。実際に、国立大学に比べ高専は小規模な組織であるため、部署を越えた交流が活発です。一人ひとりが主体的に人間関係を構築することが、より良い職場づくりにつながるのだと実感しています。

業務の流れ

予算編成に関する業務の流れ

4月

必要経費の算出

各部署の必要経費を集計します。各担当にヒアリングを行い、正確に集計していきます。

5月

各予算の精査

各予算の内容(事項・金額)が適切かどうか、物価高や学校の収入状況なども考慮しながら精査します。

6月

予算の決定

学内会議にて予算案を審議し、年間の予算を最終決定します。