INTERVIEW

世界の情勢を正しく捉え、真摯に学生と向き合う

平成3年4月 採用

小村 浩史

米子工業高等専門学校学生課教務係・学術情報係

仕事の内容

留学にまつわる各種手続き・学習支援等を担当しています。留学を希望する学生は年々増加傾向にありましたが、コロナ禍の影響で世界中への自由な往来が困難になってしまいました。「日本で勉強をしたい」「海外でいろいろなことを経験したい」という学生のモチベーションを尊重するため、いかに留学に対する不安を解消できるかを考え、教員と協力して学生のサポートに努めています。

吹奏楽部の卒業生

現在勤めている学校へ異動してすぐの頃、校内で吹奏楽部の定期演奏会が開催され、楽器の演奏経験があった私は、賛助出演をしました。演奏会後、一緒に出演した卒業生に誘われて市民吹奏楽団に入団しました。それまで人との付き合い方が控え目な私でしたが、入団をきっかけにさまざまな方とコミュニケーションが取れるようになりました。考え方が前向きになり、仕事に対しても前向きになれたと思います。

Q&A

職場環境に関して、現在取り組んでいることはありますか?
学生・事務職員・教員それぞれの立場に立ち、業務の効率化や働きやすい職場づくりに努めています。例えば、学生からの申請書類の電子化を検討したり、子育てをする職員のために休暇を取得しやすい環境を整えたりしています。時代の変化に合わせて、昔からの古い制度を見直し、多様な働き方を発見する必要があると考えています。私も最近子どもが生まれました。周囲の協力を受け、仕事に育児に日々奮闘しています。
仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
常に情報に敏感でいることです。新型コロナウイルス感染症への対応は日々変化しますが、留学を志す学生からの「いつ日本へ入国できるのか」「いつ海外へ留学できるのか」という疑問に対して、私たちは常に正確な返答を用意する必要があります。いろいろな方面にアンテナを張り情報収集をすることで、学生の不安を払拭し、一日でも早く学生の希望に応えられるようサポートしていきたいです。

業務の流れ

国費留学生受入に関する業務の流れ

4月

受入

留学生の受け入れをします。

月初めに奨学金の支給を文部科学省に申請

毎月、在籍を確認し、文部科学省へ報告した後に奨学金を支給します。

10月

受入準備

受入れ学科の調整・留学生との面会を行います。

12月

卒業後の帰国旅費、奨学金延長の申請

文部科学省に申請します