INTERVIEW

研究支援を通じて、大学だからできる社会貢献を

平成19年10月 採用

藤原 康代

広島大学学術・社会連携室学術・社会連携部研究支援グループ

仕事の内容

学術・社会連携室では、地域連携、産学連携、知的財産などの社会連携活動を推進し、研究の高度化や活性化を推進するための支援と環境整備を行っています。主に担当する仕事は、大学が持つ16の研究センターを効果的に運営する支援です。私は教育・研究支援によって社会の発展に寄与したいという思いから、転職して今の仕事に就きました。民間企業で培った折衝・交渉力を活かし、教員等と信頼関係を築きながら業務を進めています。研究センターの分野は人文社会系から理工系まで多様です。教員たちと足並みを揃えて活動するために、それぞれのセンターのミッションと課題は常に把握するように心掛けています。

&先輩

就職当初、民間企業とは全く異なる業務に戸惑いました。そんなとき、上司がいつも基本から丁寧に教えてくれたことを今でも覚えています。就職してから初めて迎えた誕生日には、所属部署の方々がサプライズのケーキでお祝いをしてくれました。温かい思い出として心に残っています。何度か異動を経験しましたが、どの部署でも先輩が親身に指導してくれました。自分が主査となった今、これまでお世話になった先輩方のように、いつも頼れる先輩でありたいと強く思います。

Q&A

スキルアップしたいことは何ですか?
高めたいスキルは英語力です。広島大学は、世界から注目されるような大学を目指して積極的にグローバル化を進めています。そのため海外出身の教員が増え、英語でコミュニケーションを取る機会が多くなりました。海外から来た研究者に「広島大学は働きやすい」と思ってもらうには、スムーズなコミュニケーションが必須です。学内で行われる語学研修を活用して、英語のスキルを向上させています。
今後の目標は何ですか?
「組織が果たすべきミッションを達成する職員」になれるように向上していきたいです。大学には産業界や地域等との連携や教育・研究におけるグローバル化の推進など、さまざまな側面で改革が求められています。大学のミッションを達成するため、大学の多岐にわたる業務を経験することで、大学が抱える課題に知見を持ち、企画能力や分析力・問題解決力を高めていきたいです。

業務の流れ

共同研究講座に関する業務の流れ

11月

大学全体における共同研究講座の設置期間更新の確認

多くの共同研究講座の設置期間終了日が年度末に集中しているため、産学官連携コーディネーターに更新の有無や新規設置の案件があるかを確認します。

12月

新規設置や更新をする共同研究講座に関する手続きのスケジュール調整

共同研究講座を設置している部局等の担当者および産学官連携コーディネーターと、手続きのスケジュールを確認・共有します。

1月

全学会議に事項出し

全学会議に事項出しするための資料を作成し、担当部署に提出します。