INTERVIEW

利用者の気持ちと自らのアイデアを建物へ昇華

平成29年4月採用

坂戸 一也

岡山大学施設企画部施設保全課

仕事の内容
大学内の施設の維持管理や改修工事の設計、積算、現場監理業務などを行っています。工事を開始する前には施設利用者である教職員の方々と打合せを行い、工事のコストや施設の使いやすさについて話し合います。より良い施設となるよう、利用者の方にもチームの一員としてご協力いただき、全員で一丸となって仕事を行っています。また、施設の維持管理のために現場で点検をすることや、自ら図面の作製をすることもあり、専門的な知識を生かして業務をこなしています。

働く中での気付き
実際に入職してみると、思っていたよりも自分の意見を生かせる機会がありました。工事前には、利用者の方と打合せを行いながら完成後のイメージを調整していくのですが、その際にアイデアやこだわりを設計に反映することができます。外観はもちろん、空調機や衛生器具などの建物の細かい性能を決定できる場合も多く、その裁量権の大きさに驚きました。オリジナルの物をつくれることに大きなやりがいを感じながらも、責任の重みも感じています。

MOVE!な瞬間
工事が終わり、利用者の方から感謝していただいたときには大きな喜びを感じます。施設の完成までには多岐にわたる業務をこなさなければならず、その中で困難や苦悩も数多くあります。しかし、出来上がってから「施設が新しくなって、使いやすい!」と皆さんから声をかけていただくと、達成感で胸がいっぱいになります。また、自分の手で設計した建物が何十年も形に残るため、非常に魅力的でやりがいのある仕事です。

ある1日のスケジュール

8:30 始業、メールチェック・返信
9:00 業者との打合せ・現場監理業務など
12:00 昼休み
13:00 設計図・積算資料の作成など
17:15 終業