仕事の内容
大学にある分析機器や実験設備などの共用機器の保守管理を行っています。消耗品をチェックし劣化部品の交換作業をしたり、定期的なメンテナンスをしたりして、ユーザーがいつでも機器を使えるようにしています。トラブルが起きた際には、装置のもとに行き、原因を探りトラブルの早急な解決に努めます。機器の管理だけではなく、依頼を受け自ら機器を用いて分析をすることもあります。分析結果を伝えた際に依頼者からお礼を言われると、次の分析も頑張ろうと思えます。
働く中での気付き
試験区分「化学」からの採用だったので化学系学科の支援のみだと思っていましたが、機械系や土木系の学科、農学部、さらに他大学や企業からも分析依頼が来ることに驚きました。また 分析業務だけでなく、学生実験や安全衛生に関する業務、地域貢献活動など業務内容は幅広いため、周囲の職員から情報収集を行うなど、日々の勉強が欠かせません。 全国の他大学技術職員とのネットワークが形成されているので、技術研究会等では質問や相談など積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
MOVE!な瞬間
子どもたちに理科や科学、ものづくりの楽しさ・おもしろさを伝えるために、平成18年度から地域貢献活動として小学校等へ出向き「出前おもしろ実験室」を開催しています。他の業務をこなしながら、新しい実験ネタを考えたり、段取りや準備をしたりするのは大変ですが、子どもたちの楽しそうな顔や驚く顔、不思議そうに質問する様子を見ると、頑張って準備してよかったと感じます。