仕事の内容
主な業務は、教職員の生涯学習のための関係機関との連絡調整や、地域連携事業の企画・立案です。特に力を注いでいるのが、ICT(情報通信技術)を活用したサテライト研修の支援。教育委員会や小学校の要望を受けて大学教員が行う講義は、メイン会場と別会場とをシステムでつなぐことで、遠方や小規模の学校でも受講できるようになります。私たち職員は事前に接続テストを実施し、通信状態や音声・画像などに問題がないか確認。当日は機器の準備や片付け、教員や参加者が行う操作のサポートもしています。
目指す職場環境
質問や意見を交わしながらスムーズに業務を進められる「風通しの良い職場環境」を目指し、周囲への声掛けなどを積極的に行っています。日々の仕事の中で感じる些細な疑問や不満は口にするのをためらいがちですが、適切に同僚や上司に伝えれば、大きな問題への発展を防げます。職員同士が遠慮せずに情報の共有と連携が行えるよう、あいさつなど日常生活でのコミュニケーションを大切にしています。
MOVE!な瞬間
これまで携わった中でも特に大変だったのが、大学基金の創設業務。方針を企画・立案しても自信のなさから積極的に提案できず、結論を先送りする日々が続きました。しかし、考えあぐねている私を見かねて、上司が学内の意思決定の迅速化や教職員の協力を促すための体制づくりをサポートして下さることに。「責任は俺がとる、後は任せろ」という上司の姿勢を見て、私自身も気持ちを奮い立たせ、基金の創設にこぎつけることができました。この仕事は課題に向き合う心構えを教わった経験として、私の成長の糧になっています。