長期給付は、組合員として在職した期間と他の公的年金の適用期間の年数によって受給できるかどうか決まります。
 また、給付額は、組合員期間とこの間の平均標準報酬月額を基にして計算されます。

*組合員期間の計算

 組合員期間は、原則として共済組合員になった月から退職又は死亡した月の前月(退職又は死亡した日が月の末日の場合は当月)までの月単位で計算します。
 また、掛金は、原則として組合員期間の計算基礎となる各月について徴収されますので、月の末日に退職又は死亡した場合を除き、最後の月の掛金は徴収されません。
 組合員が退職した後、再就職して組合員又は地方公務員等共済組合員等となった場合には、組合員期間は通算されます。

*年金の計算の基礎となる額

 組合員であった全期間の標準報酬月額の平均額(平均標準報酬月額)を基に計算します。
 なお、施行日(昭和61年4月1日)前から組合員であった場合は、施行日前5年の俸給の額の平均額に在職期間に応じた補正率を乗じて施行日前の期間の平均標準報酬月額を算定します。
 また、年金額の試算については、国家公務員共済組合連合会のホームペ−ジの「年金情報提供サービス」をご活用ください。事前にユーザーIDおよびパスワードの発行が必要です。
   http://www.kkr.or.jp/nenkin/soudan_shisan/index.html
    ※動作Webブラウザ (IE 9/ IE 10/ IE 11)