公的な給付を補完することにより、組合員の保険制度のさらなる充実と健康増進に資することを目的とする事業であり、
  @グループ保険制度
  A三大疾病保険制度
  B医療保険制度(先進医療コース)
  C医療費支援保険制度
  D入院保険制度
  E健康づくりサポート制度     
 の6つの制度からなっています。




【加入資格】
  組合員
  組合員の配偶者、子ども
   ※任意継続組合員および出向者(注)は、加入資格の年齢の範囲内で、同額以下で継続加入できます。
    (新規加入はできません)
    (注)国家公務員共済組合法第124条の2第1項に規定する公庫等及び他官署(他省庁、地方自治体、
     公立学校)へ異動した組合員を出向者とみなす(元の文部科学省共済組合の所属に戻ることが前提
     かつ退職手当が通算されている者)


【加入申込時期】
  年2回
    6月加入  ⇒ 2月に募集(新規加入・内容変更)
   10月加入 ⇒ 6月に募集 (新規加入のみ)
   ※募集については別途通知します。


【各保険制度の概要 】
@グループ保険制度(生命保険)
  組合員及び家族の死亡時に年金又は一時金を支給することにより、遺族年金を補完し、家族のその後の
  生活を支援する制度です。
  保険金額は本人が最高4,000万円、配偶者が最高1,000万円、子どもが最高400万円までとなっており、
  あらかじめ設定された保険金額を選択の上、加入できます。

A三大疾病保険制度(生命保険)
  主契約は、所定の悪性新生物(がん)と診断確定されたとき、または急性心筋梗塞・脳卒中を発病して
  所定の状態(※1)になったとき、特定疾病保険金を支払います。

  <加入コース>は、2種類用意されています。
    Aコース ⇒ 一時金300万円
    Bコース ⇒ 一時金300万円 +5年間の年金(年金原資200万円)
    ※年金額は「年金保険」ご契約時点の保険料率により計算されますので、記載の年金額は現時点で
      確定された金額ではありません。
    ※特定疾病保険金と死亡・高度障害保険金とは重複しては支払われません。

  ≪リビング・ニーズ特約≫余命6か月以内と判断されるとき、主契約の死亡保険金の前払請求ができます。

  7大疾病保障特約は、所定の悪性新生物(がん)と診断確定されたとき、または急性心筋梗塞、脳卒中、
  重度の糖尿病、重度の高血圧性疾患(※2)、慢性腎不全、肝硬変を発病して所定の状態(※1)になった
  ときに7大疾病保険金をお支払いいたします。
   
   (※1)「急性心筋梗塞」「脳卒中」の場合、「所定の状態」には「所定の手術を受けたとき」を含み
     ます。
   (※2)重度の高血圧性疾患とは、高血圧性網膜症を指します。

   7大疾病保険金 Aコース150万円、Bコース250万円


  がん・上皮内新生物保障特約は、所定の悪性新生物(がん)・上皮内新生物と診断確定されたときに、
  がん・上皮内新生物保険金をお支払いいたします。
   がん・上皮内新生物保険金 Aコース30万円、Bコース50万円

  ・7大疾病保険金、がん・上皮内新生物保険金のお支払いは、それぞれ1回のみです。
  ・7大疾病保障特約、がん・上皮内新生物保障特約は、それぞれ7大疾病保険金、がん・上皮内新生物
   保険金が支払われた場合に消滅します。
  ・7大疾病保険金は主契約保険金の5割、がん・上皮内新生物保険金は主契約保険金の1割となります。
  ・特定疾病保険金、死亡保険金または高度障害保険金のいずれかが支払われた場合、主契約である
   無配当特定疾病保障定期保険(U型)は消滅します。この場合、同時に7大疾病保障特約、がん・上皮
   内新生物保障特約も消滅します。

B医療保険制度(先進医療コース)(生命保険) ※2019年度新設
  ・先進医療の技術に係る費用と同額の給付をお支払いします。
   先進医療給付金 通算2,000万円まで
  ・病気やケガで入院した場合、1日目から給付金をお支払いします。
   基準給付金額 1,000円コース、2,000円コース
  ・対象となる先進医療については、パンフレット記載の「給付金に関するご注意」をご確認ください。
  ・「入院日数」は、暦の上での日単位として数えます。また、入院の有無は、入院基本料の支払の有無など
   を参考にして判断します。

C医療費支援保険制度(損害保険)
  入院保険制度ではカバーしきれない4日免責部分や手術に対して保障します。

  <Mコース>
   ・病気やケガで日帰り入院(※1)から初期費用として、一回の入院につき一時金3万円が給付され
    ます。
   ・入院支援として、1月(※2)につき2万円が給付されます。
   ・病気やケガで所定の手術を受けた場合、手術の種類により5万、10万、20万円が給付されます。

   (※1)日帰り入院とは、入院日と退院日が同一の入院で、かつ入院料等が算定された入院をいいます。
     病院による入院の証明にもとづきお支払いします(外来での治療は「日帰り入院」に該当しませ
     ん)。
   (※2)入院日数30日ごとに1月として計算し、30日未満の端日数については切り上げて1月とします。

  <M1コース>
   女性の方は上記の給付<Mコース>に加えて<M1コース>を選択することができます。
   ・女性疾病により入院をした場合に日額5,000円が給付されます。
   ・女性疾病により所定の手術を受けた場合、手術の種類により5万、10万、20万円が給付されます。
   ・特定障害により所定の形成術等を受けた場合、手術の種類により10万、20万円が給付されます。

D入院保険制度(生命保険)
  組合員及び家族が病気やケガで入院した場合に入院給付金を給付することにより、差額ベッド代や食事等
  の保健給付における自己負担部分を補完する制度です。
  入院給付金日額は8,000円、5,000円、3,000円の三種のコースが用意されています(8,000円は本人のみ
  加入できるコースです。入院給付金は継続して5日以上入院した時に5日目から支払われます)。
  なお、死亡の場合は死亡保険金10万円が給付されます。

E健康づくりサポート制度
  健康増進と生活習慣病を予防するための「一次予防」を支援する制度です。
  健康をテーマにした情報誌の定期送付をはじめ、健康関連WEBサービス、相談ダイヤル等、様々な健康
  づくりのサポートプログラムが用意されています。

※三大疾病保険制度のみ,単独加入が出来ます。
  それ以外はグループ保険制度の加入が必要となります。


【配当金】
  グループ保険制度、入院保険制度については、毎年お支払時期の前年度決算により剰余金が生じた場合
  には、配当金として毎年5月31日現在の加入者に還付されます。
  ※グループ保険制度・入院保険制度は、1年ごとに収支計算を行い剰余金が生じた場合は、配当金を還付
   します。
  ※医療費支援保険制度、三大疾病保険制度、健康づくりサポート制度、医療保険制度(先進医療コース)
   には、配当金はありません。
  ※期間途中で脱退した場合は、配当金はありません。



※その他、詳しい内容については、文部科学省共済組合ホームページをご覧ください。